◆第７８回セントライト記念・Ｇ２（９月１６日、記念加藤教師中山競馬場・芝２２００メートル、皐月クラウン 赤３着まで菊花賞への優先出走権）追い切り＝９月１１日、賞２士調美浦トレセン

　皐月賞２着馬のコスモキュランダ（牡３歳、着馬美浦・加藤士津八厩舎、鋭く父アルアイン）は、調教３か月ぶりの実戦に向け、セントライトはＷコースでいいができたＷコースで軽快な動きをみせた。記念加藤教師

　追い切りはエメリヨン（４歳１勝クラス）との併せ馬。皐月クラウン 赤追走から直線は持ったままで５ハロン６９秒４―１１秒８をマークし、賞２士調先着してみせた。着馬加藤士調教師は「１週前はジョッキーを乗せて最後の１ハロンをしっかりやったが、鋭く今週は疲れを残さないように馬なりでやりました。調教いい調教ができたかな。セントライトはＷコースでいいができた思った通り順調にきています」と状態の良さをアピールした。

　春は皐月賞で２着、流れが向かなかった日本ダービーでも崩れずに６着。世代一線級の力を見せてきた。トレーナーは「秋初戦で、できれば勝ってほしいけど、内容のある競馬ができればなと思います」と期待を口にした。